診療案内|さいとう歯科医院|島根県出雲市の歯医者・歯科

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診療案内

診査・診断

患者さまのお口の健康を守り、見た目や機能性にもこだわった歯科治療をご提供するためには、最初の診査・診断が重要です。当院では、レントゲンや歯科用CTでの検査に加えて、模型診断や唾液検査、歯周病菌PCR検査を行うことで、総合的な診療を可能としています。

当院では、お身体への負担を考え、放射線量の少ないデジタルパノラマレントゲンと歯科用CTの複合機を導入しました。加えて、お口の模型を作製することで口内を多角的に調べ、問題点の抽出や治療のゴール設定に役立てています。

また、唾液検査によってお口の状態を詳細に調べ、より効率的な治療を目指します。10秒間お口をすすいでもらって試料を採取し、そこから6項目の測定結果をチャート形式で描き出す、手間の少ない検査です。歯や歯茎の状態、口内の清潔度などを調べて、患者さまに合ったメンテナンス方法をご提案いたします。

歯周病菌PCR検査では、DNAを調べることで歯周病菌の種類の特定が可能です。それぞれの細菌に合わせた治療を行い、改善が難しいタイプの歯周病にも効率的に対処します。

インプラント

月に1回日曜日に、島根大学医学部歯科口腔外科より教官が来院し、インプラントの手術を行っています。静脈内鎮静法で「うたた寝」している患者さまの体調をモニタリングし、さらに手術用のガイドを用いることで、手術のリスクを抑えます。

インプラント治療では、顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋入する手術が必要です。そこで、歯科用CTで撮影した3Dデータを用いて手術のシミュレーションを行い、インプラント体の埋入位置・角度・深さを決定します。それらの情報を基に3Dプリンターで手術用ガイドを作製することで、シミュレーションを忠実に反映した手術をすることが可能になるのです。

また、インプラント体の素材であるチタンは、製品に加工後、時間の経過と共に表面の親水性が劣化する性質があります。それを防ぐため、当院では光機能化装置でインプラントに特定の波長の光を照射し、製造時の状態にまで親水性を取り戻すことで、血液となじみやすくしています。

ホワイトニング

当院のホワイトニングは、院内で歯科衛生士が施術をするオフィスホワイトニングと、患者さまがご自身で行うホームホワイトニングを組み合わせた、デュアルホワイトニングです。

オフィスホワイトニングは歯科衛生士が施術するため、強い薬剤を使えるのが大きな特徴です。少ない回数で歯を自然な白さに近づけます。ホームホワイトニングは、弱めの薬剤を用いるため白くなるまでに時間がかかりますが、歯にしみにくいという特徴があります。時間をかける分、歯の白さが持続しやすいのが大きなメリットです。

そして、デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングの「早く歯を白くできる」点と、ホームホワイトニングの「白さが持続しやすい」というメリットを得られるのが魅力です。施術を担当する歯科衛生士(秦 玲子)は、日本歯科審美学会認定のホワイトニングコーディネーター資格を取得しています。

メンテナンス

虫歯や歯周病の予防に加え、治療をした歯やインプラントの状態維持にも、定期的なメンテナンスは欠かせません。当院の歯科衛生士は、メンテナンス業務専任です。患者さま一人ひとりに向き合うことに集中し、口内環境を把握した上でメンテナンスを行っています。

当院では唾液検査や歯周病菌PCR検査の結果に基づき、口内の衛生状態や細菌数に合わせた、オーダーメイドのメンテナンスをご提案しています。

唾液検査では、虫歯菌や口内の酸性度、緩衝能、白血球、タンパク質、アンモニアの6項目を測定可能です。3ステップで検査でき、約5分で虫歯のリスク測定が行えます。

当院の歯周病菌PCR検査装置は、歯周病菌の親玉であるポルフィロモナス・ジンジバリス(通称P.g.菌)と、2型P.g.菌の菌数を、45分で測定することができます。

患者さま一人ひとりのお口の状態に合ったメンテナンスにより、虫歯や歯周病が再発しにくい口内環境を目指します。